卒業生も多く進学している千厩高校産業技術科の7人の先輩たちが12/12(金)に出前授業のために来校しました。「モノづくり」の楽しさを伝えに本校卒業生も2人参加してくれました。2年生が授業を受けましたが、千厩高生は終始、笑顔で明るく高校の授業の魅力を伝えてくれました。3年生は今月進路選択の時期となります。2年生も1年後のことを意識しながら学べたようでした。
学校からのお知らせ
12月10日(水)に社会福祉協議会の小野寺理事さんへ、前保健委員長の小山大雅さんから歳末助け合い運動の寄付金4,150円を手渡してもらいました。文化祭の中でお客さんに協力して購入してもらった手作り石けんの代金です。保健委員会の活動の中で、廃油を加工した手作り石けんを販売し、得た利益となります。寄付金は今後、室根地域のために使われます。
12月3日(火)に後期生徒総会が実施されました。前期生徒会スローガンは「日進月歩」でした。後期生徒会スローガンは「飛 躍」です。スローガンには、今までの活動を当たり前と思わずしっかり振り返ること、お互いの意見を伝え合うことによって、より高め合っていきたいという願いが込められています。「新たな室中生」をめざすために「考える力」と「行動する力」を大切にしていくという提案でした。
翌週に行われた生徒集会では新たな取組である「飛躍」プロジェクトとして、各学級の予選を突破した2つの班=合計6つの班がプレゼンテーションを行ってくれました。その後、全校投票で1月の活動を決定するという取組です。張り切っている新生徒会とともに全校生徒で活気のある生徒会を築いていってほしいと思います。
12月9日(火)に室根地域教育振興運動教育推進委員会主催の教育講演会が室根小学校を会場に開催されました。テレビにも多く出演されている元埼玉県警サイバー捜査班班長、そして「犯罪コメンテーター」の佐々木成三さんを講師として「情報モラル教室~SNSやインターネットの危険性~」についてお話をいただきました。地元一関市の出身で「一関観光大使」でもあり、多くの方が来場してくださいました。途中、クイズなども入れ、楽しくしかも勉強になる素晴らしい講演会となりました。佐々木先生は
・だまされないようにするために自分の力でしっかり考えることの大切さ
・日常生活から「すれ違い」を修正する経験を積むことの大切さ
・自分で迷うときは、だれか(大人、先生、友達)を頼ることの大切さ
・勉強して知識を身に付け、情報モラルの正しい使い方を学ぶことの大切さ
を伝えてくださいました。
佐々木先生は、講演後「室根小中の皆さんはとても素直でしっかり反応してくれて、話していてもとても楽しかった」と話してくださいました。
スマホやICTは現代社会では欠かすことのできないものです。その機器に「使われる」のではなく、自分のために「よい使い方」をしてほしいと教えてくださいました。佐々木成さん先生の今後の一層の活躍を期待しています。
2学期後半、学校支援事業のボランティアのみなさんのおかげで学校環境を整備してもらっています。まず学校樹の剪定ボランティアをお二人にお願いしてやっていただきました。2週間ぐらいをかけ、美しい形に整えていただきました。また10月末の文化祭の写真撮影もお二人のボランティアの保護者のお父さんに撮影してもらっています。写真の印刷物の掲示ポランティアもお願いし、現在廊下に掲示しているところです。1階廊下のワックス清掃もボランティアの方のおかげでした。「室中生のために」という熱い思いで支援いただいた皆さんに心から感謝したいと思います。
11月7日(金)6校時に今年度2回目の避難訓練を実施しました。今回は校舎1階調理室から火災が発生した想定で行いました。「お(押さない)・は(走らない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)」をしっかり意識して避難ができたと感じます。その後、消防士さんから消火器の取扱いについて講習を受け、全校で6人の生徒が水消火器で的に当てる体験を行いました。消防士さんからの話では
・消火器を備えることは任意である。よって家まで来て売りつける場合は悪徳商法。
・消火器の寿命は2年程度。点検を装って新たな消火器の購入を迫るのも悪徳商法。
・消火器は15秒程度しか粉が出ないので、複数の消火器で初期消火をするのが望ましい。
・最も大事にするのは命。炎が大きくなった場合は消火をあきらめてすぐ避難すること。
冬場は空気も乾燥し、最も火災の発生しやすい季節です。今回は予告の避難訓練でしたが、今年度中にもう1回「予告なし」の避難訓練を実施する予定です。
猊鼻渓名勝指定100周年を記念して、市内中学校を無料で舟下りに招待する、というプランに3学年が申し込んでいたところ見事当選し、11月11日(火)に舟下り体験をしてきました。当日は「冬の訪れ」を感じさせる天候でしたが、晩秋の猊鼻渓の紅葉と船頭さんの軽妙なトークと船頭唄を聴きながら楽しい思い出をつくることが出来たようです。恒例の「運玉試し」は女子のY・Sさんだけが穴の中に通すことが出来、運と実力を証明してくれました。
11月16日(日)に県新人大会後期のバドミントン競技が北上市総合体育館で開催され、本校からは齊藤澪桜さん、菅原理花さんペアが出場しました。女子バドミントン部では、令和2年以来5年ぶりの県新人大会出場でした。当日は緊張した様子も見られましたが、2人で声を掛け合いながら試合を進めていました。残念ながら1回戦敗退となりましたが、今後に着実につながる一戦となりました。
●バドミントン競技 ダブルス 1回戦 齊藤・菅原 対 小原・田鎖(滝沢二中)0-2 敗退
11月13日(木)に一関地方総合文化祭が一関文化センターで開催され、本校から特設太鼓部の23名が参加し、勇壮な「室中太鼓」を響かせてきました。
南流太鼓の奥野さんからの指導を6月から受け、今回の演奏で今年度最後の演奏となりました。午後のトップバッターとして演奏を行い、他校にはない力強い伝統芸能を披露し、観客も圧倒されて聞いていたように思います。文句なく今年度最高の出来で「有終の美」を飾ることが出来ました。
終了後は、各校の発表を鑑賞してきました。合唱の発表が多かったですが、磐井中特設合唱部などの素晴らしい歌声を聴き、学ぶことも大きかったようです。
来年度から室根中学校で新たに導入される2つの変更点についてお知らせします。
1点目は、学校Tシャツのデザイン変更、2点目は、女子制服にスラックスを導入することです。以下の表をご覧ください。
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変更点 |
変更箇所 |
現行 |
変更理由 |
備考 |
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学校T シャツ |
紺色Tシャツを採用 ※従来の白Tシャツも○ |
白Tシャツ(公式) ※ワンポイント可(紺色も可) |
・近年の猛暑を考慮…涼しい素材の採用と、裾を出しても違和感のない短めの丈のデザインへ ・汚れが目立たない・透けにくい紺色を採用 |
価格は現行と同額 販売開始日 3/1~ |
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女子制服 |
スカートのほかにスラックスを採用 |
スカートのみ ※近隣では東山中、千厩中など採用済 |
・多様性の尊重と選択肢の拡大 ・冬場の寒さ対策 ・動きやすい ※自転車通学時に裾が邪魔にならない |
12/7採寸会 ※それ以降でも可。納品は2月過ぎ |
女子制服でスラックス導入にあたって、大切にしたいのは「多様性」の尊重です。今の時代は、男らしさや女らしさといった枠にとらわれるのではなく、それぞれが「自分らしさ」を大切にすることが求められています。これまでもスカートに違和感を持っていた人もいたかもしれませんが、これからは自分の意思で制服を選ぶことが可能です。自分で考えて、自分で選択する。そうした姿勢が、これからの時代に必要な力であり、自分の人生を豊かにし、自信を持って中学校生活を送ることにつながると考えています。